7月16日~善き人、正しき人と出会う。
西日本を中心とした豪雨災害は、甚大な被害をもたらしました。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、支援の輪を広げていきたいと思います。
さて先日、友人の僧侶が送ってくれた一枚の葉書に、善き人、正しい人との出会い、そして正しい教えを聞くことの大切を説いた、お経の一節が記されていました。ご紹介します。
善き人と生活し、正しき人に近づきましょう。
正しき教えを聞いて、善き道に進み、悪しき道に入ることがありません。
善き人と生活し、正しき人に近づきましょう。
正しき教えを聞いて、善き人から智慧をいただくことができます。
善き人と生活し、正しき人に近づきましょう。
正しき教えを聞いて、悲しい世にも哀しみに沈むことがありません。
善き人と生活し、正しき人に近づきましょう。
正しき教えを聞いて、きらきらと輝く、明るい存在に変わります。
善き人と生活し、正しき人に近づきましょう。
正しき教えを聞いて、み仏のみ国に生まれさせていただきます。
善き人と生活し、正しき人に近づきましょう。
正しき教えを聞いて、よろこびが尽きることがありません。
善き人と生活し、正しき人に近づきましょう。
正しき教えを聞いてこそ、一切の苦悩から解放されるのです。
人はこの世に生まれて多くの出会いを繰り返し一生を終えていきますが、このお経の一節は、善き人との生活、正しき人と出会うことの大切さを説いています。
善き人、正しき人とは、法律を犯さないという意味でなく、仏さまの真実の教えに生きる人のことです。
私にとって、この葉書を送ってくれた友人の僧侶も、日々右往左往する私を、正しい道への導いてくださる善き人の一人であります。有り難いことです。
2018年07月16日【314】