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「お彼岸」ご門徒にしてほしいこと…?

 お彼岸の意味については、このコーナーで以前もご説明しました。

 お彼岸とは、元来、昼夜の長短も等しく、暑くもなく寒くもない春秋の一番よい時期に、お坊さんが特に力を入れて修行をする期間のことで、後にそれが広がって、この時期には一般の方々も特に信仰を深める時期となりました。

 「彼岸」とは、清らかな悟りの世界・お浄土をさし、私たちが住む迷いの世界を「此岸(しがん)」といって、本来お彼岸は、「到彼岸(とうひがん)」と言って、「迷いの世界から、悟りの世界のお浄土へ到る」という意味があります。

 そこで、お彼岸に、ご門徒にぜひしてほしい事柄をまとめてみました。

1,お仏壇のお掃除をしましょう。

  ご門徒宅にお参りに行くと、「いきいきとしたお仏壇」と「今にも朽ち果てそなお仏壇」があります。“お仏壇はご先祖が往生された、光り輝くお浄土の世界を形に表したもの”なのにホコリにまみれて、くすんでいるとは残念です。ですから、お彼 岸が来たらまずお仏壇のお掃除をしてください。
  むずかしくありません。主要な仏具を取り出して、漆部分や金具を乾いた布や毛はたきはたいてホコリを取り除きましょう。
  また、阿弥陀如来以外の仏像やお札・お守りがあるときは、浄土真宗のお仏壇にはふさわしくありませんので、お寺に持参して処分していただきましょう。
  お供えは、季節の野菜や果物、団子やお菓子をお供えしましょう。また、お花は、毒気のある花やトゲのある花は供えません。したがって彼岸花は供えません。

2,お墓・納骨堂の掃除をしましょう。

  ご遺骨は、亡き人を偲ぶ縁(よすが)です。そのご遺骨を納めたお墓や納骨堂は、亡き人を偲ぶ大切なところですから、お彼岸にはきれいにお掃除してください。
  お供え物はお仏壇同様、果物やお菓子とし、お花も毒気のある花やトゲのある花は供えません。なお、日中はまだ気温が高いので、お参りのあとはお供え物は家に持ち帰り、おさがりとしていただきましょう。

3,お彼岸に一番大切なことは…?

  お彼岸にお仏壇やお墓を掃除してお参りすることは、とても大切なことですが、もっとも大切なことは、お寺のお彼岸法要にお参りすることです。浄土真宗では、親鸞 聖人が、「お念仏をいただくことによってお浄土に到る」と示してくださっていますから、そのお念仏のお心(意味)を味わうことがとても大事なことですし、先に往生されたご先祖も、あとに残る私たちも等しく救ってくださる阿弥陀如来のお徳を讃えることも忘れてはなりません。

固定リンク | 2006年09月11日【27】

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