お仏壇の中に仏さまがいっぱい・・・いいのかな?
ご法事でご門徒のお宅に参りますと、時折お仏壇の中に大きな大仏様のお像があったり、なにやら他宗のお坊様のお像があったりします。また、中には神社のお札がおいてあるところもあります。
「ここのお仏壇は何やらいろいろいらっしゃいますね」と問うと、「親戚からおみやげでいただいたものですから・・・」「旅行に行ったとき記念で求めたので・・・」とお答えになります。人様からいただいたり、またご自身で記念に求められたりしたものですが、いざわが家での置く場所を考えると、お仏壇ということになってしまうのでしょう。また、「不要だ」と思ってもそういう宗教的なものにはやや畏怖を感じたりして、結果的に捨てることもできず、置き場所はお仏壇になってしまうのでしょう。
お土産に買ってきてくださった方の親切な思いはとても大切にしなければなりませんし、それに対する感謝の心も忘れてはいけません。ご自身で求められたことも、記念として大切にしなければいけませんが、それらを安易にお仏壇に・・・となると少し困ります。
お仏壇は、浄土真宗の仏さまである阿弥陀如来のお浄土の世界です。私たちのご先祖が往生した世界を形に表したものだからです。お浄土の仏さまは、生きとし生けるすべてのものを救う阿弥陀如来とお経にはっきりと示してあり、その世界に大仏様やいろんなお像を持ち込むことは阿弥陀如来を粗略にすることにつながります。
大切な方からの頂き物であれば、飾り物や置物といっしょに別の場所に飾ってください。もし、不要であれば所属のお寺にご相談なさるとよいでしょう。
2005年03月13日【10】
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