千鳥ヶ淵戦没者墓苑にお参りしました。
3月26日(木)、室井佑月さんとお仕事でお会いするまで1時間ほどありましたので、千代田区にある千鳥ヶ淵戦没者墓苑にお参りに行きました。
この墓苑は、先の大戦において海外で亡くなられた戦没者のご遺骨を納めるため、昭和34年、国により建設された「無名戦没者のお墓」です。ここに納められているご遺骨は、昭和28年以降、政府派遣団が収集したもの及び戦後海外から帰還した部隊や個人により持ち帰られたもので、軍人軍属のみならず海外で亡くなられたすべての人が納められています。
西本願寺は、毎年9月にこの墓苑において、有縁の方々とともに「全戦没者追悼法要」をお勤めします。
この法要は、人類が繰り返してきた幾多の戦争によって尊いいのちを失われた全ての戦争犠牲者の方々を偲ばせていただくとともに、私たち一人ひとりがいのちの尊さを確かめ二度と過ちを繰り返さないと決意を新たにするため執り行われるのです。
参拝の後、千鳥ヶ淵付近を散歩しますと、桜が二分咲きほどでした。今朝鹿児島を発ったときには、自宅の周囲の桜はほぼ満開、日本は縦長の国だとあらためて実感しました。
2009年03月28日【32】